2018年11月の小鳥の飼い方

皆さん、こんにちは。認定動物看護師の浦です。

今回は、鳥のからだの仕組みと働きについてお話します。

現在地球上には、およそ8,600種もの鳥が生存しています。

これらの鳥類も他の生物と同様に、長い年代にわたって、それぞれが生息する環境で生活してゆけるように都合よく進化し、からだの仕組みや働きがうまくできています。

○羽毛

身体の方を覆っている正羽には、このようなカギをつけていない羽枝もあり、このほか飾羽(カザリバネ)蓑毛(ミノゲ)といった変形した羽毛もあります。

綿毛毬毛(キュウモウ)といわれる綿羽には、正羽のような硬い羽軸はなく、全体に柔らかい感じでお互いに絡み合うカギもなく、ごく細い羽枝からできている羽毛です。

特に水鳥などには、この綿羽が多く密生して保温効果をあげています。

尾の付け根の部分に脂腺(シセン)があり、その部分に嘴をこすりつけては身体の全体になすりつけ、毎日羽づくろいをします。

このように羽毛に脂肪をつけることによって、雨にうたれても、また水鳥のように水の中でも、身体の中にまで水が浸み込まないようにします。

従って、脂腺は他の鳥より水鳥が発達しています。


  • ご予約はWebからのお問い合わせもしくはスタッフまで♪(前日までにお願いします。)お電話でのご予約でもOKです。
    フリーダイヤル 0120-572-750
  • 本田動物病院は日本獣医皮膚科学会認定医がいる動物病院です。
    歯科、皮ふ科
    に力を入れています。
    ご不明な点がございましたら、お気軽にスタッフまでおたずね下さい。