皆さん、こんにちは。認定動物看護師の浦です。
今回は、鳥のからだの仕組みと働きについてお話します。
現在地球上には、およそ8,600種もの鳥が生存しています。
これらの鳥類も他の生物と同様に、長い年代にわたって、それぞれが生息する環境で生活してゆけるように都合よく進化し、からだの仕組みや働きがうまくできています。
○骨格
脚の骨格は、大腿骨(ダイタイコツ)、脛骨(ケイコツ)、腓骨(ヒコツ)、中足骨(チュウソクコツ)、趾骨(シコツ)からなり、趾骨は後ろの趾から第一趾骨、第二趾骨、第三趾骨、第四趾骨の4本になっています。
脚の趾骨は、人間の足の指でいうと、第一趾骨が親指にあたり、次に第二、第三、第四と続き、小指がないだけです。
こうした骨格も鳥の種類により多少変形したり、インコ類やキツツキのように、脚の趾が前に2本、後ろに2本になっているものや、水鳥の中でも、カモやアヒルなどのように竜骨があまりでっぱっていないものもあり、飛べないダチョウやキュウイのように竜骨が発達していないものもあります。
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