こんにちは。認定動物看護師の松元です！
今回は、猫ちゃんの爪とぎについてお話しします。
爪とぎをする理由は、爪は「狩りの際の武器」になるので、状態を良くするために、表面を覆う古くなった「さや」を剥がす為といわれています。その他にも、爪とぎで自分のにおいをつける、縄張り主張ともいわれています。
それをふまえると、床に爪とぎ器を置いているのに、立って精一杯伸びをして、柱や壁など、高い所で爪とぎをしてボロボロにしてしまう…という事があるのは、自分の縄張りより大きくみせようと、主張しているようにも考えられます。
なので、柱や壁をボロボロにしてしまうのであれば、高い所に爪とぎ器を置くか、筒タイプや置き型タイプの「高さのある爪とぎ器」を使用すると、改善されるかもしれませんね。
また、縦方向への爪とぎは、縄張りに対する不安行動の場合があります。
適切な治療で止めさせられる場合もありますので、お困りの場合は、ぜひ病院へご相談ください。
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