動物の行動学:フレーメン反応とは

こんにちは。動物診療助手の松元です。

最近テレビなどでとりあげられることが多くなったので、ご存じの方が多いと思われますが、ニオイを嗅いだ後に口を開けて静止している行動「フレーメン反応」についてお話します。

ニオイが臭いというわけではなく、前歯の裏側にある「ヤコブソン器官」という部分を広げて、より多くのニオイを取り入れようとしていると考えられています。

なので、口をポカーンと開けて一時停止しているのです。

「ヤコブソン器官」は、フェロモンを感じ取る器官です。

異性の尿や、猫同士のニオイを嗅ぐと、よくこの反応がみられますが、最近では、人間の靴下でこの反応がみられます。

人間の靴下は、フェロモンとよく似たニオイが出ているのかもしれませんね!


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